セネガルのこと

2012年8月31日 (金)

汚い、暑い、蚊が多い

どんな町にも、その町の良さがあり、売りがあります。

私の実家、茨城も、知名度こそランキングでは最下位から2番とか3番目に属しているらしいですが、実はメロン・栗の生産は全国1位、梨も全国2位と、意外とがんばっているのです。

また、海産物では、アンコウやハマグリ、お肉部門では常陸牛、奥久慈しゃもなどが有名です。私は食べたことないのですが…(常陸牛は食べたことあるかも!)

工芸品部門で行くと、笠間市の笠間焼、常総市石下地区の結城紬、真壁町の真壁石工芸、なーどなど。

そして、訪問地として水戸の偕楽園(梅の時期は梅がとてもきれいです)、筑波山も有名。

それから、夏にはひたちなか海浜公園にてROK IN FESTIVAL開催も、毎年恒例の行事となってますね。

つくばの学園都市にはNASAもありますし~。

こんな感じで、茨城にも売りがいっぱいあります。

結構、田舎!と思われがちですし、何もない!!とも言われますが、そんなことはないのです!

それで、今日の本題を手短に。

今私が住んでいるカオラック市、セネガル人に聞いても、日本人に聞いても、「あそこは汚い!蚊が多い!暑い!」と言われるくらい、汚い市です。

隊員の間ではゴミのメッカ(ムスリムの聖地。人が集まってくる。)と言われているほど、ゴミであふれています。

そして気が付いた。

カオラックに住んでいる、カオラッコワ(カオラック住民のこと)の大半は、カオラックを好いていないということに。

カオラックの住民自身が、「ここは汚い。蚊が多い。暑い。」と口にして、「カオラックを出たい」と言う若者は少なくありません。

こんなんでいいのか!?

自分が生まれた町。

自分が育った町。

自分が生きていく町。

それを、嫌って生きていくなんて悲しすぎると思いませんか?

なので、ちょっとでもみんなが「カオラックっていいとこや~ん!!」と再認識できるよう、ルネッサ~ンス!!!(renessance:再生)をテーマとしたお祭りの開催を、同任地隊員とそのカウンターパート(一緒に働いているセネガル人)と企画しています。

成功するかは神のみぞ知る。

いんしゃ~ら。


みなさん、自分の生まれた町、育った町、生きている町、いい所知っていますか?

知ると今よりもずっと愛着がわくものですよ。ほほほ。


ほいだば。

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2012年8月15日 (水)

さぁてと。

おひさしぶりです。

ここ最近本当にNET環境からかけ離れているぺちゃです。

学校も終わり長期休暇の今、毎日ダラダラと過ごしていますので、NETせずに何をしているのか?と聞かれてしまうと、ちょっと困ります。

前回の日記を書いてからは色々ありました。

いつもの活動もそうだけど、先輩隊員が企画した音楽コンクールを手伝ったり、自分で企画した絵画コンクールを実施したりと、結構忙しく活動していました。

絵画コンクールは、本当に思いつきで3月末くらいから大急ぎで準備を始めたんだけど、始めは傍観的だった配属先の職員の方々、内容が具体化するうちになんだかすごく手伝ってくれるようになって、うれしかったです。

コンクールの内容は別に日記書きますので、ちょっと待っててください。

その後、ボランティアの総会、安全対策協議会と言う年に2回のイベント(というか大きな会議)に参加。

7月半ばにやっと学校が終わって、ダラダラするぞ~と思っていたら、またもや発熱。

前回の胃腸炎再来か?

熱も下痢もおさまらず、ダカールに上京。

検査結果…赤痢&赤痢アメーバ

でした。

日本だったら病棟隔離されてしまうそうですが、セネガルなのでとりあえず、隊員宿泊所の一室で療養できました。

あんまり辛くなかったので、ほぼ毎日読書をしてゆっくりと過ごしましたね。

あの一週間で身長が伸びたのは間違いない。

そして任地にもどり、遅ればせながらのラマダン開始。

今年は10日やると去年から豪語していたので、やらないわけにはいかないのです。

幸いやることもなく、一日中ダラダラして、セネ人の家で断食明けのご飯を食べさせてもらい…と言う感じでまったく辛くはないです。

一週間ラマダンの後、今度は一週間YMCAという団体の主催する子供キャンプに行ってまいりました。

YMCAということもあってスタッフはみんなクリスチャン(キリスト教徒)、子供もみんなクリスチャン。

ブタを食べさせてもらったり、ご飯の前に歌うお祈りの歌を教わったり、とても楽しく過ごしました。

この様子も、別日記でレポートします。

日曜日に帰ってきて、またダラダラ生活の始まりです。

ラマダンも再開して、今日も明け方5時に一度おきてパンと牛乳を口にして以降、何も食べてません。

あと2時間弱で今日の断食が終わるので、今からまだかまだかと楽しみにしているぺちゃなのです。


<ラマダン中の一日>

朝5時 : この時間は「ホッドゥ」と呼ばれ、日の出前に朝ごはんを食べたり、水を飲んだりする。
      (ちなみにこの時間に何も食べず、一日中断食する人もたくさんいる)

朝5時半~夜7時半頃 : 断食。この時間イスラム教徒は、ご飯を食べても水を飲んでも行けない。また、この
                時間帯に制限されているのは、飲み食いだけでなく、喫煙、性行為なども含まれてい
                るらしい。ただしうがい、入浴、睡眠などは可。

夜7時半頃(日没後) : この時間に軽食を食べたり、飲み物を飲んだりすることを「ンドグゥ」という。まず温かい
               飲み物を胃に入れ、その後食事、そして冷たい水を飲む。
               (お金のないお家は、この時間は飲み物だけを飲むことが多い)

夜9時~10時 : 夕ご飯。普段の生活では、夜はめったにご飯を食べないセネガル人だが、ラマダン中は夜に
           ご飯を食べることで次の日のエネルギーにする。「断食」と聞くと、痩せそうだけど、夜型の食生
           活になるので、ラマダン中は逆に太ってしまう人も多いとか。

せっかくの4年に一度のオリンピック、家にはテレビが無いのでほとんど視聴できず、たまにセネガル人宅で見せてもらったぐらいでした。無念。

日本はたくさんのメダルが取れたようで、素晴らしいですね~。

セネガルに、いいことがいつまでも続いていくように唱える言葉があります。

マッシャラ~。


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2012年1月28日 (土)

外出禁止令1日目

昨夜に引き続き、連続更新です。

というのも、今日はJICAから外出禁止令が出ていて、一日中家に閉じこもっていないといけない日なのです。

これは2月26日の大統領選挙に向け、昨晩中に候補者リストが上がり、その影響で大きな反発デモが起こるので、大変なことに巻き込まれないための対策です。

私が住んでいるカオラック市では昨晩、夜中にデモが起こり、町でタイヤが燃やされたり警官が殺されてしまったりと、かなり危険な状況であったようです。

ま、隊員が住んでいる場所の近くはあくまでも「ジャムレック(現地語で“平和だけ”という意味)」だったので、本当にそれってカオラックなの~?と情報を怪しんでしまいました。

なんでそんなに大きな反発デモが起こるのか…

知っている方もいるかもしれませんが、この国の現在の大統領アブドゥライワッド氏が第3期目の大統領戦出馬表明をしたからです。

この国の大統領は、本来なら憲法で2期までしかできないことになっているんですね。

なのにこのおじいちゃん大統領(8〇歳)ときたら、1期目はどーのこーのであーだったから無効だ!とか言い出して、第3期目も続投表明ときたもんだから、反ワッド派はそりゃ抗議の嵐ですよ。

そして今回、憲法委員会がワッド氏の出馬を合法と認めてしまったものだから、昨晩から「なんで合法やねん!!!!」って騒ぎが起きているわけですね。

ダカールでは千人もの人が広場に集まり抗議してます。

おー危ない危ない。

ただ、さっきも言いましたが、私が住んでるところはジャムレック。

家から出なければこのウィークエンドも平和に過ごせることでしょう。

ということで、ご心配なく。

さ、活動の話もしたいのですが、最近ちょっと方向性が揺らいでいるというか、コレだ!と言った活動ができていないので、もう少したったら書きます~。

1月1日に、同任地隊員の住む地区にあるモスケにて初日の出を見た時の写真~。

A

またね~

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2011年11月12日 (土)

タバスキ=羊祭り

今週月曜日は、イスラムの方々にとっての一大イベント、「タバスキ」でした。

このお祭り、日本のお正月にあたるもので、この日に大量の羊が天に召されます

セネガルだけではなく、世界中で(今年は11月の6日、もしくは7日)大量の羊が天に召される日です。

なぜ羊が天に召されるのか、それはタバスキ=犠牲祭=羊が貢物だからなのです。

ネットで調べたところ、「旧約聖書の、アブラハムが信仰の証として最愛の息子を神の生け贄に捧げようとした故事にならって、一家の家長たるものは、その資金力に応じて、羊を最低一頭は殺して神に捧げなくてはならない。」ということらしい。

セネ人もそんなことを言っていたので、私のリスニングは大体当っていたようだ。ふはは。

と言いうことで、羊はこの日のために飼いならされ、ご飯を食べさせられ、町のいたるところで羊の群れを目撃する。

各家には最低1頭、多くて4頭とかそれ以上。

とにかくメーメーべーべー言ってるわけです。

そして、来るタバスキの日。

この日は特別な日なので、私も気合いを入れてセネ人宅に前日入り

朝から女たちは、掃除、羊をおいしくいただくためのソース作りに励む。

私も一応お手伝い。

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このころ、男たちは上等な正装を着てモスクへお祈りに向かう。

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ちなみに右から2番目の彼は一番の筋肉。

ぎゅっとされたいセネ人ぺちゃランキング、ナンバー1・2を争う人です。

モスクから帰ってきたと思いきや、すぐさま、ジャージに着替える男たち。

ついにその時がきました!!

庭に直径20センチほどの穴を掘り、羊登場!!

この穴の上で首を切ります。

穴=血溜め

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先輩隊員は「羊は殺される瞬間悟ったように静かになる」と言っていたけど、私にはこれから何が起こるのか全く気が付いていないように見えた。

次の瞬間、家長であるお父さんが大きなナイフを持ってやってきた。

そして、ザク、ザクッ

首から大量の血が…

首を切る瞬間は、怖くて見れませんでした(目をつぶってビデオに収めたけど)。

その時の、羊の様子とかは、音でなんとなく聞こえてきて、それがすごくこわかった。

そこから、羊の動きが鈍くなって、動かなくなった。

さっきまで生きていたものが息絶えていくところを見るのはこんなにも辛いことなのかと思った。

しかし、毎年行っている恒例行事、さすがのセネ人、今さっき息絶えた羊の皮をはぎ、首を取り、肉を手際よくとり、骨を砕き…

その作業中の写真。

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ここもて!と手伝わされた…

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床にはいろんなものが飛び散っています(何かとは言いません)。

そして解体作業しているそばからフォアのグリエが始まりました。

解体作業の手伝いを逃げながら、影からこっそり見学していたら、フォアの見張り番(猫が食べないように)を任され、パシャリ。

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こんなにおいしそうなのに、このときはさすがに食欲がわかなくて、出来立てのフォアのグリエを渡されても、“さっきまで生きていた”と思うと、ほとんどのどを通りませんでした。

私も意外に人間だったんだな、と思いました。

でも、ここはセネガル。

セネ人は肉を切りさばきながら(手も洗わずに!)グリエやらパンやらを頬張り、骨をしゃぶる。

すごいな~。

末っ子のアメットが「おれも~疲れちった~」と言って座り込む。

「ビンタ写真撮って~♪」と言われてみると、肉と内臓が入ったたるに足をだらーっと伸ばして骨をしゃぶるアメットを発見。

えーっと思いながらも、この表情にはもえ~としてしまった。かわいい。

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こんなところでよく食べ物を…慣れって怖いですね。

さて、そんなこんなで、解体作業は終了。

ここからは女の作業です。

私はもちろん、み・る・だ・け。

切った肉を一度鍋で煮込み、それからグリエに。

この辺になってくると、さっきの恐怖感や罪悪感よりも、はるかに大きな空腹感に襲われるようになってくる。

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う、うまそう。ごくり。

そしてお昼の用意ができましたよ!っと。

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もちろんタリベちゃんにもおすそ分け!

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おいしいだろ~?

おいしいんです!これが全然くさくなくて。

だって新鮮だもんね~。

というわけでおいしくモリモリ頂いてしまいました。

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羊さん、ありがとう。

命を頂いて生きていることを実感させていただきました。

ちなみにこの家では4頭の羊を犠牲にしました。

ここから羊肉をひたすら食べる日が始まります。

前半戦はこれにて終了。

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2011年10月13日 (木)

手の温かさ。

日本では「あいさつ」=「握手」ってあまりない。

でも海外では「あいさつ」=「握手」だ。

もともとは「私は武器を持っていませんよ」という意味を込めて、手を取り合い、敵ではないことを確認する作業だったとか。

ここセネガルでも、あいさつをするときは必ずと言っていいほど手を差し出す。

※宗教的に異性に触れることが制限されている人もいるので、その方たちを除く。

手のひらが汚いときは、腕を差し出してまで、触れ合ってあいさつを交わす。

私はその作業が好きだ。

触れ合ったところが「じーーん」と温かく感じて、“自分がここにいて、相手もここにいる”ということを実感できる。

セネガルの子どもたちは私たちみたいな肌の色の人をみると、「ちゅば~っぷ!」と言って、駆け寄ってきては握手を求めてくる。

一日に本当に多いときは何十人とも握手する。

キラキラした目で手を差し伸べてくる子ども。

握手した手を見つめて満足げに帰っていく子たちの顔。

道すがら近づいてきて、しばらく手をつないで私と一緒に歩く子。

あまりのしつこさに疲れるときもあるけど、なんだかんだ握手して笑顔にさせられてるのは自分の方だったりする。

時には、なれないチュバップに恐る恐る手を差し伸べたのに、ぎりぎりのところで怖くなって逃げ出す子もいたりして。

「あはっ!」って笑っちゃだめなんだけど、ついかわいさに笑ってしまう。

この前はこんな子もいた。

いつも通っている道で、私が通る旅に恐怖心で泣き出す子がいて、毎回おかーさんたちが「ビンタちょっとこっち来て!」と私を呼んでは、その子を泣かせて楽しんでいた(?)。

でも休暇が終わるということで、もともと住んでいる場所に帰ることになった彼。

帰る前日、いつものように私がその場を通ると、そこにいた大人たちが「おい、この子に応えてくれよ!」と言ってきた。

その小さい男の子は、不安な顔をしながらも恐る恐る私に近づいてきて、手を差し出してきた。

その小さい手がすごく温かくて、握手した後の彼の満足げな顔がかわいくて、私はその後もずっとにやにやが止まらなかった。

誰かと手をつなぐと、お互いの存在を感じることができていいよね。

私が日本で働いていた小学校の児童が、夏休みの宿題で「てとてとてとて」という本を読んで、感想文を書いていた。

その子が「手は気持ちが出たり入ったりするところなんだな」という一文を書いていたのを思い出す。

あのころは「いいフレーズだな~」なんて思っていたけど、今まさに感じている「温かさ」はこの「気持ちが出たり入ったりしている瞬間」なんだな。

なんつって、かっこいいこと書いてみたけど、最近やたら人の手に触れたくなるのは、単にひと肌恋しいだけかも。w

握手するにしても、手をつなぐにしても、手と手が触れてる時間はすごく意味のある時間。

きっと本当に、手と手の間から色んなものが行ったり来たりして(ばい菌とかも含めてね!結膜炎が広まる大きな原因よ!w)、その後心にじわ~って広がってくるんだろうな。

はぁ~。

それにしても、子どもだけじゃなくて、かっこいい男性の方と手をつなぎたいです。

子どもの手に触れるのはもちろんいいけど、男性はまた別物じゃんね!

って、結局言いたいのはそれか!?って感じの内容。

じゃ、ひと肌恋しい日記、終わり。w

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2011年7月19日 (火)

ゴレ島

マリとカメルーンから任国外旅行で隊員が来ています。

じゃがみ~しんでぃ~。

駒ヶ根の研修所でお世話になたった二人が、セネガルにいるのってなんか変な感じです。

ともあれセネガルを堪能していただくべく、我が22-3ダンス部長の奥本ケベみさんが綿密な旅行計画を立てる中、ダカールを担当させていただきました。

といっても、私自身ダカールは4回目くらい。

ほとんどなんも知らんし。

とりあえず、しんでぃ~が「おれゴレ島に行きたいな~」っていうもので、朝一の船に乗って行ってまいりました。

ダカールから船でゆられて20分ほど、これがゴレ島か~!!

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行って驚き、水めっちゃキレ~!!!!!

建物かわいい~!!!!!

リゾートみたいや~ん!!!!!

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と、任国外から来た2人よりもテンションが上がる。w

島を散策していると、オサレな建物、通りが続く。

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こんなオサレな通りに、怪しい格好の日本人のおっさん2人登場。

いや~絵になるわ。w

こんな通りもありました。

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通りの向こう側、見えます?

海の向こうにダカールが見えます。

なんかかっちょええ。

そしてゴレ島はアーティストの巣窟でもあることが判明!!

山の方に行くとレゲーな感じのおっさんたちがわんさか!!

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アートやね~。

さて、このゴレ島、一見ただのリゾート地に見えますね。

でも知ってる方も多いかと思いますが、実はここ、世界遺産に登録されているんです。

広島原爆ドーム同様、負の世界遺産です。

ゴレ島

この島は植民地時代から要塞の島として、またフランス人による奴隷貿易の拠点として使われていた。

この地から多くの人が船に詰め込まれ、遠い国々に運ばれていった、奴隷として

今でこそ観光地として有名なこの島。

しかし今の明るい印象とは裏腹に、とても悲しい記憶をもつ場所でもある。

次の写真は観光地とされている「maison des esclaves(奴隷の家)」の外観。

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中に入ると…

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すごくきれい。

しかも記念撮影とか、し放題な感じです。

でも、勘違いしてはいけない。

こんな風にきれいにされていても、この場所は当時の記憶を覚えているんだ、と奥の部屋に入って実感。

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見た目はきれいだけど、部屋の薄暗さ息苦しさ

ここに何百もの人が鎖につながれて、詰め込まれ、苦しんだ。

そう思うだけで、心が苦しくなった

何だが呼吸も深くできなくて、怖くなった

この場所は、悲しい記憶を伝えていくため、二度と同じ過ちを未来の人間が犯さないため、負の世界遺産として、ここにある。

写真の奥の光、そこにあるのは海へ続く扉。

ここに押し込まれて人たちが船に積み込まれていった道。

この扉はこんなに輝いているけど、希望の扉ではなく、絶望への扉だったんだろうか。

それとも束の間でも、この暗い牢獄から抜けれるんだったら、その扉はもしかしたら希望の扉だったのかもしれない。

はたまた鎖につながれムチで叩かれ続けた人々にとっては、牢獄だろうが、船の上だろうが、その苦しみは同じことだったのかもしれない。

わたしには到底想像もつかないけれど、少なくとも私にとっては、向こう側の海はすごくきれいで、キラキラ光ってた。

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しんみりしちゃったけど、ゴレ島いいところですよ!!!

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2011年7月 7日 (木)

セネ流男女の見分け方。

最近暇なのでじゃんじゃん更新します。w

今日はセネガル流の男女の見分け方をご紹介。

と言ってもチョー簡単。

①女の子なら編み込みしている。

②男の子は基本坊主。

③女の子の坊主もたまにいるので、注意しましょう。でもピアスをしていたら97%の確率で女の子です。

ね、かなり簡単。

私は、昔からよく男の子に間違われていたんですが、(よく「坊や」とか「おにいちゃん」って呼ばれます。)こっちでもよく男に間違われます。

多分髪の毛を縛って帽子をかぶったりしていると、ショートカットに見えるってゆーのが一つ。

それからピアスを付けていないから、というのが一つ。

セネガルでは、ピアスは女の子にとってマストアイテム!!!

生まれた時からピアス。

おばぁちゃんになってもピアス。

だから、ピアスを付けていないと、相手は少し悩む、こいつは女か?男か?って。

今日も、「男だと思った!」と言われました。

また、「ピアス付けてないから~」って言われると思いきや…

「お前胸がないじゃないか!!!!!」

と言われました。

・・・・・・・・・

おもわず、「ここにあるわい!!!」と言って、胸をガッツリ鷲掴みにして見せてやりました。

みんな、わたし、負けないよ!!

日本もセネガルも、結局行き着くとこは同じ。

ぱっと見で女か男かを判断する術は、胸があるかないか、です。

勉強になりました。

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2011年6月18日 (土)

ロバ車にゆられて国道を地道に進んだ20時18分。

こんばんは。

現在、25時15分でございます。

今日はバスケの帰り、いつも一緒に歩いて帰っている男の子たちにおいて行かれ、一人で早歩きしていたところ、どっかに行く途中のロバ車のおにいちゃんに「のってけよ!」とカッコよく言われ、お言葉に甘えて、とことこのろのろと国道を進みました。

涼しくて気分がよかった。

セネ人が「変なチュバップだな~」とこっちを見てくるのがおもしろかった。笑

私が住むカオラックは結構都会な方なので、移動は基本的にタクシーです。

だから外国人がロバ車とかに乗ってるとかなりおもしろがられます。

さてさて、おそくなりましたが、おひさしぶりです。

私、生きてます。

胃が痛くなったり、部屋の壁が湿気でべりべりにはがれたり、おなかが痛くなったり、財布を盗まれはぐったりと、ささいな不幸せを順調に集めております。

一方、毎日のご飯がおいしい、毎晩のマンゴーがおいしい、今日食べたチョコクッキーとコーヒーの組み合わせが最高によかった、バスケが楽しい、友達の子どもの誕生日にケーキを焼いてあげたらすごく喜んでくれた、近所の人から買ったセネ服がセネ人に大好評、もうすぐ、というかもうバカンスだ、などなど、たくさんの幸せも毎日増えております。

いいことだ。

これが昨日買ったセネ服。

買って即行で、いつもお世話になっている先生の家へ。

写真はカオラックで私が「ママ」と呼んでいる人と。

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ママ、どこみてるんだ~。

ちゃくちゃくセネ化計画実行中。

あ、話変わるけど、5月のカオラック通信、作ったのにyoutubeで著作権かなんかに引っかかって、削除しちゃいました。

そのうちまた気が向いたら作ります~。

うかうかしてたら6月終わっちゃうよ~。

やばいね~。

明日はダカール上京します~。

その前にいろいろやることあるから、何時に寝れるんだろう…って感じだけど!笑

ではでは~

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2011年6月 4日 (土)

伝統をつないでいくこと。

こんにちは。

昨日は小学校で「デフィレ(行進)」をやるとのことで、「カメラ持ってきなさい!」と言われたので行ってきました。

何の行進が全然知らずに行ってみると、子どもたちがみんな伝統衣装を着ているではあ~りませんか!!

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君たち女の子~♪

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僕たち男の子~♪

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こんな感じ。

男の子たちは決まってひげを生やしている…しかも白ひげ。

女の子たちは顔に黒で模様(刺青みたいな)のを描く。

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こうして伝統衣装を着て、学校付近の道を行進する彼ら。

かっこいいな、と思った。

日本もやったらいいのに、着物行進!!

絶対かっこいい。

こうしてよき伝統を後世に伝えていくことは大切だな、としみじみ思ってみる。

と同時に、ここセネガルでも、服のスタイルは昔とだいぶ変わってきているんだな、と気が付いた。

おばちゃんたちは古いスタイルを着ているけど、若い人たちはよりオシャレに、現代風に服を仕立て、着ている。

髪型も変化してきているし、海外から入ってきている洋服を着る人も多い。

日本がいつのころからか着物を着なくなったのと同じように、ここセネガルでもいつかセネ服を日常で着なくなる日がくるのだろうか?

年に数回のイベントのときのための衣装になってしまうのだろうか?

(そんなことが起こるとしたら何年も先の事になると思うけど。)

そうなってしまったら少しさみしく思うけど、きっとそれはそれでいいと思う。

それが時代の変化というものだと思うから。

でも願わくば、日本がそうであるように、いつまでもいつまでも伝統衣装の美しさを後世に伝えていってほしい。

文化は失うべきものではなく、継続するべきものであり、発展させるべきもの。

変わらないものなんてない。

風化したらそれはそれで味が出てくるし、手直ししたら新しい変化が生まれる。

この前先生が言ってた「木の話」を思い出す。

どこまでも地中に「自国の文化」という根を伸ばし、葉を大きく広げて「他国の文化」を吸収していく。

日本の着物も、セネガルのセネ服も、いつまでもいつまでも自国の誇りであり、輝き続けるものでありますように。

動画貼っておきます~。

ちゃおちゃお~

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2011年6月 3日 (金)

ムスリムの集会

毎週金曜日にお昼をごちそうになる友達に、ムスリムの集会(ジャンガなんとかって言ってた)に誘われ、先日行ってきました。

このブログ、JICA事務所の承認を受けていて、たまにチェックが入るみたいなのであまり大きな声では言えないんですけど、実はこの集会、夜10時くらいから朝6時くらいまで、つまり真夜中に行われるムスリム(イスラム)の集会なのです。

今回の集会はガンモ?と呼ばれる大きな会らしく、毎年料理を用意する家をまわしていて今、年はこの友達の家が食事当番だったようです。

夜家に行くと、大量の人人人、大量の食事食事食事。

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(行って真っ先に「これ写真に撮って!」と言われた。)

食事の量は口では言い表せないけど、鶏だけでも65匹くらいさばいてしまったらしい。

鳥好きにはたまりませんが、65匹ってほほ~い。

とにかくすごい量です。

色んな所に配りに行って、めちゃくちゃ忙しそうだった。

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(ご飯を配りに行くところです~。一応私もちょっと手伝いましたよ、ほほほ。)

食事配りが終わって、家族でご飯を食べたのが10時くらい。

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(自分で食べるのに夢中になっていて、盛り付けした料理を撮るの忘れた!!)

おなかパンパンで、シャワーを浴び、洋服を着替え、おめかし。

なぜかおばちゃんたち、みんな黄色い服を着ている。

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(セネ人がバシャバシャ撮っていたので、同じような写真が何枚もあります。)

みんなの服が黄色い理由を聞いたら「メリは黄色い服を着るのよ」って。

メリってなんなんだ??w

みんなでタクシーに乗って12時くらいにようやく会場へ。

会場についてびっくり。。。

黄色一色~!!!!

どうやらご婦人方(若い人は違うけど)は黄色い衣装をまとうらしい。

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(みんな黄色いし、ライトとかキラキラの飾りとか、とにかく派手!!)

この中を私みたいなのが歩くもんだから、「シノワ(中国人、アジア系の人)がいるぞー!!」と、おばちゃんたちにじろじろ見られた。汗

集会の内容自体は、偉いマラブー(ムスリムの指導者)が来て、なんか話して、コーランを夜中歌い続けるという、歌う方も聞く方もだいぶ忍耐の必要な集会だった。

マイク使ってるのに怒鳴るから、すごい音よね。w

一生懸命?歌ってる人にみんなお金をあげに中央のステージの方に行くんだけど、「ビンタ行ってきなさい!!!」ってお金渡されて、オーディエンスが一挙に注目している中央へ。

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(頑張って歌っておられます。この目の前まで行ってお金渡しました。)

すっげーそそくさとポイって渡してきたよね。

かなりみんなに見られたよね。

中には異教徒がいることに反感を覚えた人もいたかもしれないけど、今回は誰にも罵声を浴びせられることなく、むしろみんな「楽しいでしょ~?」とか聞いてきてくれて、ありがたかったっす。

歌(というかコーランです)に合わせてみんなで指をパチパチって鳴らしたり、マラブ―たちが言った言葉に賛同するときに指をパチパチって鳴らしたり、なんかかわいかった。

一緒になってやっていたら、友達にかなりうけたよ、爆笑してた。w

できれば全部参加したかったけど、押し寄せてくる睡魔には勝てず、友達2人と私、3人で近所の家の一室を借りて、3時半くらいから6時くらいまで爆睡しちゃったよね。

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(一緒に寝た仲間。黄色い方と一番仲がいい。17歳、身長190㎝以上ある。)

でも爆睡した私をとがめる人もおらず、「ビンタよく寝られた~?」という言葉をかけてくれる方がたくさん。

ありがてぇっす。

しかし、あんなにギャーギャー歌っているすぐ近くで、あれだけ深く眠ることができるなんて、人間ってすごい。

朝、またみんなでタクシーを拾って、友達の家に戻り、10時くらいまで寝ました。

いやはや貴重な体験をさせてもらったけど、体力的にも立場的にも、1回でご馳走様です。

ただ、「集会行ったんだよ~」と言って、指をパチパチならすだけで、みんなに大ウケすることが判明したので、これからも乱用しようと思います。

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(夜にみんなと撮った一枚。ちなみに集会にはちゃんとセネ服で行きましたよ~。)

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(朝帰る前に皿洗いを手伝った時にパシャリ。この大きなボールが7つくらいと、同じ大きさのプレートが10枚以上あった。)

ばいちゃ~。

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