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2012年2月29日 (水)

さようなら、アボトコマ小学校

どうも。

今日も一日カオラックは平和でした。

私はいつものようにお昼ご飯を食べに、いつもの家にお邪魔していたのですが、お昼ご飯を食べてお昼寝したところ、気が付いたときには4時半を回っていました。

すごい睡眠力。

人は一生に眠れる量が決まってると言いますが、だとしたら私はまだまだまだまだ先が長そうです。

さて、前置きは短めに、活動の話。

カオラックに赴任して1年ちょいが経ちました。

去年の4月からずっと2校にしぼって活動してきた私でしたが、今回そのうちの1校を離れることを決意しました。

理由①先生たちの教育に対するやる気が感じられない。

理由②私がいる環境に慣れてしまい、まかせっきりの授業になっている。(ひどい時には家に帰ってしまう)

理由③先生のグレーブ(ストライキ)や私情で休む先生が多く、授業ができなくなる日が多い。

理由④何よりも私が、この学校に行くことを苦痛に感じるようになった。

等々の理由により、この学校を思い切って去ることを決意しました。


実はこれまで何度も「もう、やめてやる、やめてやる」と思ってきたものの、いざ「このままだと私やめなくちゃいけない」と匂わせると「お前はこの学校に必要だ。お前がやっていることは本当に大切なことなんだ」とうまく丸め込まれ、ここまで来てしまっていたのです。

ここでの活動は、本来の情操教育の普及よりも、「ゴミはゴミ箱へ」の概念を植え付けることを目標として来ましたが、設置したゴミ箱は、いつの間にか消えたり、箒入れに使われていたり、ゴミ箱があっても物を床に捨てたり…一切変化が見られない、むしろ先生たちの意識が全く変わらない!!!ということで、挫折。

じゃせめてここの活動では子どもに楽しんでもらえるように頑張ろう!!と思ったものの、クラスに飾った作品をかたっぱしから外されたのをみて、テンションガタ落ち。

もうこれはいよいよまずいな、このままじゃ自分も楽しくない。

と思い、いよいよ「やめる」ことを本当に決意。

そう決めたら心がすっと楽になって、他の学校を探さなくちゃ!とやる気が出てきたのです。

それと同時に、この学校での活動を振り返って「あ~私、この学校に何も残してないじゃないか。」と撃沈。

3月に帰国してしまう先輩隊員に相談したところ、「私は2年やってきて、今帰るときになっても、何も残せてないなって思っているよ」と言われました。

2年経って「私はこれを残しました!」って一つでも言えたら幸せだと思います。

話を戻して、やめることを決意したその日に校長先生に「もう今月でやめるから」と一言。

「やめないで欲しい」とまた言われたが、今回そこは完全無視!

「教育委員会とも話し合って決めたから(もちろん話し合ってない!)」と断言し、はっきりと意思表明。

そしたら、なんと校長先生が、「絵の具を使う技術はビンタしかわからないから、去る前に他の先生たちに教えてほしい」と言ってくれ、セリウルという教職員の研修会にて講師をやらせてもらえることに!!

これは個人的にちょっとうれしくて、気合入れて研修会の用意。

資料をプリントアウトし、作品集も全員分ノートにまとめました。

そこまでやるか!?

と自分でも思ったけど、やっぱり何か最後に残したいなと思ったし、何年かたってこのノートをみて、「これやってみるか!」と思ってくれる人がいたらうれしいな、と思って全部自分で用意しました。

そして、研修会当日。

自分が目の当たりにしたのは、ここの学校の先生たちがいかに子供だったか、ということ。

①人の話を聞けない

②おしゃべりをやめられない

③人に敬意を払えない

④集中力がない

⑤自己中心的

作ったノートについては、「いいわねこれ」と言ってくれた人はいたものの、当たり前のように受け取っていく先生がほとんどで、研修会の最後も「ありがとう」の一言も言わずに退席!

お礼が言われたくてやったことではないけど、その言葉がなかっただけで、自分がやったことが全て無駄のように感じました。

約一年間この先生たちと関わってきた自分は、それはそれですごく鍛えられたんじゃないかな、と思います。

と同時に、この数か月間、私はなんて無駄な時間を過ごしてきたんだろう?と悲しくなりました。

「継続は力なり」という言葉を信じて、2年間のうちで少しでも先生たちが変わってくれたら…と粘っていた自分。

「どこか一つのクラスだけを選んで授業するなんて、他のクラスに不公平だ」という偽善を言って、全クラスとかかわりをもとうとしてきた自分。

色々な面で、無駄な部分が多かったと反省しました。

かわりに、もっと有効な活動方法があるんじゃないか、と自分の活動方法を見直すいいキッカケになりました。

この学校を離れて新しい環境へ。

今からやらなくてはいけないことはたくさんありますが、新しいことをするときはいつでも楽しいので、気持ちを新たに頑張ろうと思います。

ぱぁーーーーーーーーーーーーーーーーっとします。

あーーーすっきりした!!!

長くなりましたが、記録まで。

では。


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コメント

いっちょまえに悩んでおりますな。

何か(成果を)残したいという気持ちはすごく分かるけど,そもそも協力隊にはそういったことは求められていないんではないかい?

迷った時は原点に帰るといいと思うよ。

それよりも,深谷が何か活動をするときに,その理解者なり,サポーターを作り,広げていくようなことをやったかどうかが気になる。成果を求めるよりも,そういった過程のほうが大事なんだと思う。

まあ,三歩進んで二歩下がる♪(by 水前寺清子)ですな。

我ながら偉そうなことを言っていると思いつつ。。。

ではでは。

投稿: 上地です | 2012年3月 2日 (金) 02時21分

活動していると、セネガルの子どもたちの為に活動したい!という気持ちと、逆に「教員への技術移転を」という要請内容をコンプリートせねば!という気持ちが出てきてしまって、自分の中で思い切って子供だけにシフトできずにいます。
自分が活動してきた方法に関しては、先生のご指摘のように、反省する部分が多いです。特にこの学校では週2日間で10クラスの先生と授業、2週間で20クラスを相手に授業していました。始めのうちは先生たちも食いつきがよくて、自分もこのままちょっとずつ技術移転できたらいいな~と思っていたのですが、先生たちの方向は「私にまかせっきりになる」という方向に…というのも、私のやり方が「今日はこれこれこういうことをするね」という簡易的な説明だったことにも起因すると思います。
やはり、2日間で10人の先生を相手にするのは私にとっても要領オーバーでしたし、一校すべての先生たちが情操教育に興味をもってほしいというのは少し無理があったのかな?とも思います。もう少し、関わる先生を絞って、個人個人の先生とじっくり関わりをもつことができていたら…と反省点が多いです。

次回日記に続く、かも。

アドバイスありがとうございます!

投稿: | 2012年3月 2日 (金) 09時12分

ぺーの頭の中がすっきりしたようにうちは思ったよ。
なんか文章にすっきり感がある!2週間で20クラスはすごいね。なかなか思い通りにはいかんっていうか、スムーズには行かない世界ですな。 けど、ぺーはこの学校のお陰で、成長したと思うし、強くなったのでは??めげない心がまえよりもついたのでは??と私は思うけど??

投稿: ぴ | 2012年3月 2日 (金) 12時50分

あ,あと書き忘れましたが,偽善という言葉が出てきたけど,それは偽善では決して無いでしょう。今回はこの「方針」でやってみた,そしたらうまくいった(あるいはいかなかった)。次に活かそう! ということでしょうな。

「さあ,次いこう,次!」

投稿: 上地です | 2012年3月 3日 (土) 05時51分

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